2024.10.1
「組み合わせ次第で、どんな色でも美しくなる」。
ひとつひとつの糸を丁寧に選び抜いて織りあげ、刺繍を施した布は絵画のよう。コート、ワンピース、ショール、ストールなど、形を変えて明るく穏やかに、時に憂いを帯びて、うつろいゆく季節に寄り添います。
物心がついた時から身近にあったハンドクラフトの世界。手仕事への興味は、その時生まれました。学生時代は絵の表現に没頭し、素材、柄、織り、そして刺繍へと広がっていったテキスタイルの世界。一点物の洋服たちが、さながら纏うアートとして日々生み出されています。